Depeche Mode

2008年01月12日

Anton Corbijnトークショウ@タワーレコード渋谷

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今年の年賀状…
ネズミと言えばアレだろう、と思い、「A Question Of Time」PVの1シーンをキャプチャして作りました。

Greeting08

改めて見ても、我ながら手抜きっぽいな…(^^;)
しかも、自分の住所氏名を印刷するのを忘れて投函してしまいました…

と、閑話休題、このPVのディレクターでもある写真家のアントン・コービン氏が、初監督映画『コントロール』のプロモーションの為来日しました。
1/10(木)、タワーレコード渋谷にて行われたトークショウを、幸運にも観る事ができました。

店内に設置されたステージに現れたコービン氏は、細身の体躯にバランスの取れた小顔、見た処10頭身はありそうな長身でした。
黒いパンツにパンク風の黒いジャケットを纏ったスタイルも自然で、最早樽のよーに肥え太ったバーナード・サムナーには「見習ってくれ」と言う他ありません…(^^;)

コービン氏に話を聞いたのは、タワレコの「NO MUSIC NO LIFE」ポスターを撮影しているという、写真家の平間至氏でした。
後程、会場にいたバイリンガルの友人に話を聞いたところ、コービン氏の発言はニュアンスが異なって伝えられていた部分も多かったとの事でしたが、やはり貴重な機会には違いありません。

以下、覚書として。

   * * *

◆『コントロール』は音楽映画ではなく、Joy Divisionの伝記映画でもなく、Ian Curtis個人を描いた作品である。
◆コービン氏は79年当時オランダに住んでいたが、『Unknown Pleasures』を聴いてイギリスへ渡ってきた。あのアルバムを生んだ地を踏んでみたかったとの事。
◆バンドのビジュアル面には拘りがある為、メンバーに近い外見の役者を起用した。
◆映画の中では、役者達がJoy Divisionの曲を演奏している。練習には3週間程度かけている。(3週間であれだけ演奏できるのか?という問いに)毎日時間のある時は練習してたようだ、と。
◆平間氏が映画や写真を手放しに賞賛すると、コービン氏は一言'Thank You'とのみ。
◆(当時と現在を比べて決定的な違いは何か?という問いに対し)コービン氏、先ず「Play Station」と答えていた(笑)。当時はゲームやコンピュータ等の娯楽がなく、生活に占める音楽の割合がとても大きかった。購入した1枚のLPのジャケットを眺め、何度も繰り返し聴いていた。ジャケットも含めて、レコードに対する偏愛があった。現在はCDが主流で全てがコンパクトになったようだ。しかしそれを否定する気はない。自分もiPodを持っているし、シャッフルして楽しんでいる。
◆パンクは"Fuck"だったが、ポストパンクは"I'm Fucked"だった。バンドは「技術も何もないけれどやってみよう」という精神で始められた。自分も同じ気持ちで写真を撮り始めた。
◆因みにコービン氏、パンクの話題になると何度も中指を立ててました(笑)
◆(撮る写真が特徴的だ、という指摘に対し)写真は自己流で撮っており、それは昔から変わらない。それ故、現在でも自分をプロの写真家とは思っていない。未だに失敗も犯している。
◆(平間氏はコービン氏の写真に「孤独」と「闇」を感じるという。被写体の何を狙って撮っているのか、という問いに対し)例えばミュージシャンなら曲作り、役者なら役作り等、何かを生み出す行為には痛みが伴っている。その「痛み」を写そうとしている。ステージ上の熱狂といったものには興味がない。
◆最後に日本のファンに向けて、「心を開いて作品を観て欲しい」と。

   * * *

以上、若干記憶違いがあるかもしれません…

そして、トークショウ終了後は、サイン会が行われました。
当初は対象商品を購入した先着50名に、サイン入りポストカードが配られる予定でしたが、コービン氏自らの申し出で、急遽購入者全員にその場でサインをしてくれる事に。
折角なのでサントラのジャケットにして欲しいなーと思い、既に1枚持っていたCDをもう1枚買ってしまいましたf(^^;)

まさかコービン氏に会える日が来るなどとは、これまで思ってもみなかったので、
「生きていればこんな事もあるんだね…」
と、友人達としみじみ話しながら帰路につきました。

現在、ポール・スミス スペースギャラリーにて開催中の『コントロール』PHOTO EXIBITIONも、観に行きたいと思っています。
そして映画『コントロール』は今春公開予定です。
posted by helix at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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